黄金色の都が遠くに見える・・・
だが、蜃気楼のように距離感が分からない。
誰の目からも見えているのに、辿り着けない。
給料を貰って生活し、年金生活で一生を終える。
ごくありふれた話。
堅い人生を歩み、いつしか都の事は気にしなくなる。
そして、都は存在しないものとして扱われる。
あの都に到達するのは普通に考えると無理だ。
少なくとも100年以上は働く必要がある。
人によっては500年以上かかりそうだ。
人の一生を大幅に超越した無縁の場所。
だが、蜃気楼の都に到達した先人は存在する。
特別な才能が先人にある訳ではない。
やっている事は他の投資家と同じだ。
手堅い者、デイトレーダー、相場師・・・
ただ、先人には共通点がある気がしている。
感覚的なもので言葉で表すのは難しいが、
人生の尊さを感じ取る淀み無き心・・・
「人生との呼吸の一致」とでも呼ぶべきか。
各々のスタイルでその呼吸を発現し、
偉大な先人達は1度きりの人生を駆け抜けた。
そして、人生の尊さに感謝します。
互いの命ある内に都で巡り合えたことを。



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